ゼロカーボンアクションとは?30の具体例と個人ができる取り組みを紹介
							ゼロカーボンアクション(ゼロカーボンアクション30)は、普段の生活で脱炭素を取り入れる方法やヒントをまとめたもので、環境省から提示されています。8つのカテゴリー、30もの具体例が示されており、気軽に取り組める内容が多いのも特長のひとつです。
この記事では、ゼロカーボンアクションの意味や30の具体例、個人で取り組める対策についてわかりやすく紹介します。
個人でできる省エネ・環境活動に興味がある方やゼロカーボンアクションについて知りたい方などは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゼロカーボンアクションとは
ゼロカーボンアクションは、普段の生活で脱炭素を取り入れるための方法やヒント、具体例などがまとめられたもので、環境省から提示されています。
具体的には、8つのカテゴリーにわかれており、エネルギー(電気料金プランなど)から食品、ファッションなどさまざまな内容で構成されているのが特徴です。
環境負荷の軽減につながる行動を起こしてみたい方はもちろん、生活費や光熱費の負担を減らしたい方や快適な暮らしを追求したい方などにとっても役立つ情報がまとめられています。
デコ活との違い
ゼロカーボンアクションキャンペーン後、環境省から新たにデコ活という運動が提唱され始めました。
デコ活の方向性は、基本的にゼロカーボンアクションと同じく、日常生活に脱炭素を取り入れるためのヒントがまとめられたものです。ただし、具体例の示し方は、以下のようにゼロカーボンアクションよりもコンパクトになっています。
- 「デ:電気も省エネ 断熱住宅」
 - 「コ:こだわる楽しさ エコグッズ」
 - 「カ:感謝の心 食べ残しゼロ」
 - 「ツ:つながるオフィス テレワーク」
 
これから脱炭素へ取り組む方は、ゼロカーボンアクションとデコ活を併用してみるのもおすすめです。
ゼロカーボンアクションの具体例と個人ができる取り組み
ゼロカーボンアクションには、8つのカテゴリー、30の具体例やヒントが示されています。
それでは、カテゴリー別に具体例と個人ができる取り組みをわかりやすく紹介します。
エネルギーの節約・転換
「エネルギーを節約・転換しよう」というカテゴリーでは、電気料金プランの切り替えや節水、省エネ家電への買い替えなど、エネルギーに着目した対策とヒントが示されています。
| 項目 | 具体例 | 
| 再エネ電気への切り替え | 再生可能エネルギーの電気を活用した電気料金プランへ切り替えることによって、間接的なCO2排出量の削減効果を期待できる | 
| クールビズ・ウォームビズ | ウォームビズ:暖房の設定温度を20度前後にし、かつ過度に使用しないようにする。また、暖房を過度に使用しなくても快適に過ごせるよう服装や食事(からだを温めるもの)、暮らし(断熱性能の向上など)で対応する クールビズ:冷房の設定温度を28度前後にし、かつ過度に使用しないようにする。また、冷房を過度に使用しなくても快適に過ごせるよううちわや扇子の活用のほか、食事(かき氷、夏野菜など)、暮らし(ブラインドや遮熱シートの使用など)で対応する  | 
| 節電 | 家電製品の待機電力は、家庭の全消費電力に対して約5%を占めているため、こまめに電源を切る・プラグを抜いておく | 
| 節水 | 上水道の浄水、下水道の下水処理にはCO2排出が伴うため、節水(こまめに水を止めるなど)を心がけた生活を送る | 
| 省エネ家電の導入 | 家庭から排出されるCO2の半分を占めている家電製品を、省エネ性能の高い製品へ買い換える | 
| 宅配サービスをできるだけ1回で受け取ろう | 宅配の際に排出されるCO2を減らすため、家庭ではなるべく再配達をしないよう1回で受け取れる日時指定・準備をしておく | 
| 消費エネルギーの見える化 | 電気使用量がリアルタイムで見えるHEMSを導入することで、どの時間帯にどの製品の使い方を見直せばいいのか把握できるまた、HEMS対応機器なら、自動で制御してもらえる | 
太陽発電をはじめとした暮らしの創エネ・省エネ。
「太陽光パネルパネル付き・省エネ住宅に住もう」というカテゴリーでは、住宅用太陽光発電や蓄電池の設置をはじめ、住宅に関する省エネ・創エネ対策が示されています。
| 項目 | 具体例 | 
| 太陽光パネルの設置 | 住宅用太陽光発電を設置し、発電した電気を自家消費(自宅で消費)することで、CO2の排出量を削減できる(太陽光発電は発電時にCO2の排出が抑えられる) | 
| ZEH(ゼッチ) | 高断熱・高効率設備を備えたZEH住宅の購入もしくは建築を行うことで、快適な暮らしを送りながらCO2の削減効果を見込める | 
| 省エネリフォーム 窓や壁等の断熱リフォーム | 断熱リフォームや省エネ家電の導入によって、冷暖房の過度な使用を抑えつつ、快適な暮らしを送ることができる | 
| 蓄電池(EV・車載の蓄電池)・蓄エネ給湯機の導入・設置 | 住宅用太陽光発電で発電した電気のうち、余った電気を蓄電池などの設備へ貯めておけば、夜間や消費電力量の多い時間帯に自家消費できる電力会社からの電力は火力発電由来なので、自家消費率を高めれば間接的なCO2削減につながる | 
| 暮らしに木を取り入れる | 木材を使用した住宅の購入や建築など、木を取り入れる暮らしにシフトすることでCO2の吸収量アップおよび脱炭素につながる | 
| 分譲も賃貸も省エネ物件を選択 | 分譲住宅や賃貸住宅を探すときは、省エネ性能の高さを基準に選ぶよう心がける省エネ性能の高い住宅へ住むことができれば、日常生活におけるCO2排出量を抑えられる | 
| 働き方の工夫 | 事業者の場合は、オンライン会議やリモートワークの導入し、従業員の通勤時に発生するCO2(車、公共交通機関におけるCO2排出)を削減するよう心がける | 
CO2排出量の少ない交通手段の選択
「CO2の少ない交通手段を選ぼう!」というカテゴリーでは、特に車での移動時に排出されるCO2の削減に向けた対策が示されています。
| 項目 | 具体例 | 
| スマートムーブ | 自動車から排出されるCO2は家庭の25%を占めるため、自動車以外の交通手段を積極的に選んだりエコドライブ・カーシェアリングを活用したりすることで環境負荷を軽減できる※エコドライブ:アクセルをゆっくり踏むなど、CO2排出量の少ない運転のこと | 
| ゼロカーボン・ドライブ | 再生可能エネルギー由来の電気で給電したEV(電気自動車)、もしくはPHEV(プラグインハイブリッド車)やFCV(燃料電池自動車)を使用することで、走行時のCO2排出量を抑えられる | 
食品ロスの削減
「食品ロスをなくそう」というカテゴリーでは、主に食品ロスに伴うCO2排出を減らすための取り組みやヒントがまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 食事を食べ残さない | 自分の食べられる量だけ食事を用意し、食べ残しをしないようこころがける。食品ロスが減れば、廃棄処理に伴うCO2排出量を削減できる | 
| 食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫 | 食材の生産や流通におけるCO2排出量の削減へ貢献するためには、自分や家族が食べられる量の食材を購入する、食べずに食材を捨てるといった行動を控える。また食べきれなかった食品は、フードバンクなどへ寄付する | 
| 旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活 | 日本は輸入食品の比率が高く、輸入時にCO2を排出してしまうそこで食品を購入するときは、国産や旬のものを選ぶよう心がけることが大切 | 
| 自宅でコンポスト | 廃棄処理に伴うCO2排出を減らすため、生ごみ処理機などでコンポスト(微生物による発酵・分解)し、堆肥などへ活用する | 
サステナブルなファッション
「サステナブルなファッションを!」というカテゴリーでは、衣類の生産や廃棄に伴うCO2排出量を減らすためのヒントや取り組み方法がまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 今持っている服を長く大切に着る | 衣類の廃棄処理に伴うCO2排出量を減らすため、今所有している服をすぐに捨てず、大切に愛用していく意識を心がける | 
| 長く着られる服をじっくり選ぶ | 服を購入するときは、購入後に飽きてすぐ廃棄したりサイズ違いなどで着られなかったりといったことを防ぐため、長らく着られる服を慎重に選ぶようにする | 
| 環境に配慮した服を選ぶ | 新たに服を購入するときは、衣類の廃棄処理に関する環境負荷へ配慮したブランドから比較検討するよう心がける | 
3Rの実践
「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」というカテゴリーでは、文字通り3Rをベースにした取り組みなどがまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。マイバッグ、マイボトル等を使う | プラスチックごみの廃棄および不適正な廃棄(不法投棄など)は、CO2排出量の増加だけでなく生態系にも影響をあたえる。そのため、マイボトルやマイバッグを活用し、プラスチックごみを減らすよう心がけてみる | 
| 修理や補修をする | 生産や流通に伴うCO2排出を減らすため、今所有している物が破損しても修理や補修をしながら使い続ける | 
| フリマ・シェアリング | 廃棄にかかるCO2削減を抑えるためには、フリマアプリやフリーマーケットなどで購入、売却を行う | 
| ごみの分別処理 | 普段からごみの分別処理を行ったりごみの発生を減らしたりといった3Rを意識する | 
CO2排出量の少ないサービスや製品の購入
「CO2の少ない製品・サービス等を選ぼう!」というカテゴリーでは、環境負荷の少ない製品やサービスの購入、支援に関する取り組みがまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 脱炭素型の製品・サービスの選択 | 商品やサービスを購入するときは、環境配慮マーク付きやCO₂排出量を見える化しているものから比較検討し、間接的なCO2の削減および脱炭素経営に取り組む企業を応援する | 
| 個人のESG投資 | 脱炭素経営の進む企業を応援したいときは、ESG(環境・社会・ガバナンス(企業統治))という3つの観点から分析してみる。またESGの観点から応援・商品購入することで、環境負荷を軽減させる企業の成長につながる | 
環境保全活動への参加
「環境保全活動に積極的に参加しよう!」というカテゴリーでは、CO2排出量を直接削減させるための活動方法がまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 植林やごみ拾い等の活動 | 植林活動やごみ拾いをはじめとした環境活動を始めることで、CO2の排出削減・吸収量増加、環境負荷の軽減といった効果を期待できる | 
ゼロカーボンアクションは手軽に始められる環境活動!
ゼロカーボンアクションとは、日常生活で脱炭素を取り入れるための方法、具体例などがまとめられたものです。たとえば、「エネルギーを節約・転換しよう」には、節電や節水といった、今日から始められる取り組みも紹介されています。
気候変動や環境問題について関心を持っている方や可能な範囲で環境に配慮された生活を送ってみようか悩んでいる方は、ゼロカーボンアクションを参考にしながら取り組みを初めてみてはいかがでしょうか。
ゼロカーボンアクションとは?30の具体例と個人ができる取り組みを紹介
								ゼロカーボンアクション(ゼロカーボンアクション30)は、普段の生活で脱炭素を取り入れる方法やヒントをまとめたもので、環境省から提示されています。8つのカテゴリー、30もの具体例が示されており、気軽に取り組める内容が多いのも特長のひとつです。
この記事では、ゼロカーボンアクションの意味や30の具体例、個人で取り組める対策についてわかりやすく紹介します。
個人でできる省エネ・環境活動に興味がある方やゼロカーボンアクションについて知りたい方などは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ゼロカーボンアクションとは
ゼロカーボンアクションは、普段の生活で脱炭素を取り入れるための方法やヒント、具体例などがまとめられたもので、環境省から提示されています。
具体的には、8つのカテゴリーにわかれており、エネルギー(電気料金プランなど)から食品、ファッションなどさまざまな内容で構成されているのが特徴です。
環境負荷の軽減につながる行動を起こしてみたい方はもちろん、生活費や光熱費の負担を減らしたい方や快適な暮らしを追求したい方などにとっても役立つ情報がまとめられています。
デコ活との違い
ゼロカーボンアクションキャンペーン後、環境省から新たにデコ活という運動が提唱され始めました。
デコ活の方向性は、基本的にゼロカーボンアクションと同じく、日常生活に脱炭素を取り入れるためのヒントがまとめられたものです。ただし、具体例の示し方は、以下のようにゼロカーボンアクションよりもコンパクトになっています。
- 「デ:電気も省エネ 断熱住宅」
 - 「コ:こだわる楽しさ エコグッズ」
 - 「カ:感謝の心 食べ残しゼロ」
 - 「ツ:つながるオフィス テレワーク」
 
これから脱炭素へ取り組む方は、ゼロカーボンアクションとデコ活を併用してみるのもおすすめです。
ゼロカーボンアクションの具体例と個人ができる取り組み
ゼロカーボンアクションには、8つのカテゴリー、30の具体例やヒントが示されています。
それでは、カテゴリー別に具体例と個人ができる取り組みをわかりやすく紹介します。
エネルギーの節約・転換
「エネルギーを節約・転換しよう」というカテゴリーでは、電気料金プランの切り替えや節水、省エネ家電への買い替えなど、エネルギーに着目した対策とヒントが示されています。
| 項目 | 具体例 | 
| 再エネ電気への切り替え | 再生可能エネルギーの電気を活用した電気料金プランへ切り替えることによって、間接的なCO2排出量の削減効果を期待できる | 
| クールビズ・ウォームビズ | ウォームビズ:暖房の設定温度を20度前後にし、かつ過度に使用しないようにする。また、暖房を過度に使用しなくても快適に過ごせるよう服装や食事(からだを温めるもの)、暮らし(断熱性能の向上など)で対応する クールビズ:冷房の設定温度を28度前後にし、かつ過度に使用しないようにする。また、冷房を過度に使用しなくても快適に過ごせるよううちわや扇子の活用のほか、食事(かき氷、夏野菜など)、暮らし(ブラインドや遮熱シートの使用など)で対応する  | 
| 節電 | 家電製品の待機電力は、家庭の全消費電力に対して約5%を占めているため、こまめに電源を切る・プラグを抜いておく | 
| 節水 | 上水道の浄水、下水道の下水処理にはCO2排出が伴うため、節水(こまめに水を止めるなど)を心がけた生活を送る | 
| 省エネ家電の導入 | 家庭から排出されるCO2の半分を占めている家電製品を、省エネ性能の高い製品へ買い換える | 
| 宅配サービスをできるだけ1回で受け取ろう | 宅配の際に排出されるCO2を減らすため、家庭ではなるべく再配達をしないよう1回で受け取れる日時指定・準備をしておく | 
| 消費エネルギーの見える化 | 電気使用量がリアルタイムで見えるHEMSを導入することで、どの時間帯にどの製品の使い方を見直せばいいのか把握できるまた、HEMS対応機器なら、自動で制御してもらえる | 
太陽発電をはじめとした暮らしの創エネ・省エネ。
「太陽光パネルパネル付き・省エネ住宅に住もう」というカテゴリーでは、住宅用太陽光発電や蓄電池の設置をはじめ、住宅に関する省エネ・創エネ対策が示されています。
| 項目 | 具体例 | 
| 太陽光パネルの設置 | 住宅用太陽光発電を設置し、発電した電気を自家消費(自宅で消費)することで、CO2の排出量を削減できる(太陽光発電は発電時にCO2の排出が抑えられる) | 
| ZEH(ゼッチ) | 高断熱・高効率設備を備えたZEH住宅の購入もしくは建築を行うことで、快適な暮らしを送りながらCO2の削減効果を見込める | 
| 省エネリフォーム 窓や壁等の断熱リフォーム | 断熱リフォームや省エネ家電の導入によって、冷暖房の過度な使用を抑えつつ、快適な暮らしを送ることができる | 
| 蓄電池(EV・車載の蓄電池)・蓄エネ給湯機の導入・設置 | 住宅用太陽光発電で発電した電気のうち、余った電気を蓄電池などの設備へ貯めておけば、夜間や消費電力量の多い時間帯に自家消費できる電力会社からの電力は火力発電由来なので、自家消費率を高めれば間接的なCO2削減につながる | 
| 暮らしに木を取り入れる | 木材を使用した住宅の購入や建築など、木を取り入れる暮らしにシフトすることでCO2の吸収量アップおよび脱炭素につながる | 
| 分譲も賃貸も省エネ物件を選択 | 分譲住宅や賃貸住宅を探すときは、省エネ性能の高さを基準に選ぶよう心がける省エネ性能の高い住宅へ住むことができれば、日常生活におけるCO2排出量を抑えられる | 
| 働き方の工夫 | 事業者の場合は、オンライン会議やリモートワークの導入し、従業員の通勤時に発生するCO2(車、公共交通機関におけるCO2排出)を削減するよう心がける | 
CO2排出量の少ない交通手段の選択
「CO2の少ない交通手段を選ぼう!」というカテゴリーでは、特に車での移動時に排出されるCO2の削減に向けた対策が示されています。
| 項目 | 具体例 | 
| スマートムーブ | 自動車から排出されるCO2は家庭の25%を占めるため、自動車以外の交通手段を積極的に選んだりエコドライブ・カーシェアリングを活用したりすることで環境負荷を軽減できる※エコドライブ:アクセルをゆっくり踏むなど、CO2排出量の少ない運転のこと | 
| ゼロカーボン・ドライブ | 再生可能エネルギー由来の電気で給電したEV(電気自動車)、もしくはPHEV(プラグインハイブリッド車)やFCV(燃料電池自動車)を使用することで、走行時のCO2排出量を抑えられる | 
食品ロスの削減
「食品ロスをなくそう」というカテゴリーでは、主に食品ロスに伴うCO2排出を減らすための取り組みやヒントがまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 食事を食べ残さない | 自分の食べられる量だけ食事を用意し、食べ残しをしないようこころがける。食品ロスが減れば、廃棄処理に伴うCO2排出量を削減できる | 
| 食材の買い物や保存等での食品ロス削減の工夫 | 食材の生産や流通におけるCO2排出量の削減へ貢献するためには、自分や家族が食べられる量の食材を購入する、食べずに食材を捨てるといった行動を控える。また食べきれなかった食品は、フードバンクなどへ寄付する | 
| 旬の食材、地元の食材でつくった菜食を取り入れた健康な食生活 | 日本は輸入食品の比率が高く、輸入時にCO2を排出してしまうそこで食品を購入するときは、国産や旬のものを選ぶよう心がけることが大切 | 
| 自宅でコンポスト | 廃棄処理に伴うCO2排出を減らすため、生ごみ処理機などでコンポスト(微生物による発酵・分解)し、堆肥などへ活用する | 
サステナブルなファッション
「サステナブルなファッションを!」というカテゴリーでは、衣類の生産や廃棄に伴うCO2排出量を減らすためのヒントや取り組み方法がまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 今持っている服を長く大切に着る | 衣類の廃棄処理に伴うCO2排出量を減らすため、今所有している服をすぐに捨てず、大切に愛用していく意識を心がける | 
| 長く着られる服をじっくり選ぶ | 服を購入するときは、購入後に飽きてすぐ廃棄したりサイズ違いなどで着られなかったりといったことを防ぐため、長らく着られる服を慎重に選ぶようにする | 
| 環境に配慮した服を選ぶ | 新たに服を購入するときは、衣類の廃棄処理に関する環境負荷へ配慮したブランドから比較検討するよう心がける | 
3Rの実践
「3R(リデュース、リユース、リサイクル)」というカテゴリーでは、文字通り3Rをベースにした取り組みなどがまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らす。マイバッグ、マイボトル等を使う | プラスチックごみの廃棄および不適正な廃棄(不法投棄など)は、CO2排出量の増加だけでなく生態系にも影響をあたえる。そのため、マイボトルやマイバッグを活用し、プラスチックごみを減らすよう心がけてみる | 
| 修理や補修をする | 生産や流通に伴うCO2排出を減らすため、今所有している物が破損しても修理や補修をしながら使い続ける | 
| フリマ・シェアリング | 廃棄にかかるCO2削減を抑えるためには、フリマアプリやフリーマーケットなどで購入、売却を行う | 
| ごみの分別処理 | 普段からごみの分別処理を行ったりごみの発生を減らしたりといった3Rを意識する | 
CO2排出量の少ないサービスや製品の購入
「CO2の少ない製品・サービス等を選ぼう!」というカテゴリーでは、環境負荷の少ない製品やサービスの購入、支援に関する取り組みがまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 脱炭素型の製品・サービスの選択 | 商品やサービスを購入するときは、環境配慮マーク付きやCO₂排出量を見える化しているものから比較検討し、間接的なCO2の削減および脱炭素経営に取り組む企業を応援する | 
| 個人のESG投資 | 脱炭素経営の進む企業を応援したいときは、ESG(環境・社会・ガバナンス(企業統治))という3つの観点から分析してみる。またESGの観点から応援・商品購入することで、環境負荷を軽減させる企業の成長につながる | 
環境保全活動への参加
「環境保全活動に積極的に参加しよう!」というカテゴリーでは、CO2排出量を直接削減させるための活動方法がまとめられています。
| 項目 | 具体例 | 
| 植林やごみ拾い等の活動 | 植林活動やごみ拾いをはじめとした環境活動を始めることで、CO2の排出削減・吸収量増加、環境負荷の軽減といった効果を期待できる | 
ゼロカーボンアクションは手軽に始められる環境活動!
ゼロカーボンアクションとは、日常生活で脱炭素を取り入れるための方法、具体例などがまとめられたものです。たとえば、「エネルギーを節約・転換しよう」には、節電や節水といった、今日から始められる取り組みも紹介されています。
気候変動や環境問題について関心を持っている方や可能な範囲で環境に配慮された生活を送ってみようか悩んでいる方は、ゼロカーボンアクションを参考にしながら取り組みを初めてみてはいかがでしょうか。




